１０月２６日アスペクツオブラブ：ちび図書館。：SSブログ

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１０月２６日アスペクツオブラブ　[劇団四季－観劇] [編集]

アスペクツオブラブ（ソワレ）に行ってまいりました。
いやーなめてた、石丸さんのかっこよさを！！
アスペクツは一度観てるんだけど、今回は舞台に近かった分
前回より表情なんかがよく見えて、石丸アレックスにもうメロメロ(笑)
そして相変わらず知寿さんは細かった…！しかしパワフル姉貴！
カテコではけっこうスタンディング多かったと思われます。
以下、感想です。

『♪こーいのさだーめは～出会いーとー別れ～』
お馴染みのメロディーに乗って石丸アレックス登場。
ヒゲにトレンチコートが渋いっす。
うはー、もうこの一曲でじーんと来るよー！！(涙)
きゅーんとしびれている間に舞台は回想へ。

保坂ローズ登場です。
どひゃー！知ってたけど…知ってたけど、細いよ！
こんな人がそのへん歩いてたら、絶対凝視してしまうであろう細さ。
相変わらず自由気儘っぷりを最初から発揮してます、ローズ姉さん。
観客の入らない劇場で演じることにご立腹の様子。というか舞台は打ち切りに。
そんな時、ローズの楽屋に１７歳の石丸アレックスがやってきます。
１７歳…！まさにアナタこそが１７歳！！（誰と比べてというのはナシで！）
ス、ステキです、ブラボォ～！！（クラクラ）
ちょっとホントに瞳がキラキラしちゃってるよ…。
憧れのローズと話せた上、ちゃっかり一緒にピレネーに行く約束まで
取り付けた嬉しさで、はしゃぎまくりのアレックス。
かわいいなぁ…。なんか無駄に動きが多くて（褒めてます）若さ爆発。

ピレネーに向かう汽車の中。
この曲も大好きー。アレックスがすごく幸せそうに歌うのが微笑ましいです。
保坂ローズもさすがな歌声。アスペクツはやっぱり歌がインパクトあるよ。

ピレネーに着くも、叔父さんの別荘だったということがバレてしまい、
またもローズ姉さんご立腹。バツの悪そうなアレックスがかわいい…。
ローズのご機嫌取るのに必死なのが伝わってきます。
まぁすぐ機嫌直るんだけどね…なんせ自由気儘ですから。
懐中電灯で照らすキスシーン好きー！トキメクー！！

そして村ジョージの元へ別荘の管理人から連絡が。
んー、村さんいい声！怪人風味…オペラ座行きたくなっちゃうよ！
大平ジュリエッタはオトナな女の余裕が感じられます。
「私のことを置いてピレネーへ行くのね？しょうがないわ、保護者ですもの。」
というようなくだりのところは、なんだか達観した感じ。

そして別荘にてローズ・アレックス・ジョージお三方ご対面。
あちゃー、ローズがときめいちゃってるのが目に見えますよ…。
しかもディリアのドレスに着替えてきちゃったー！
もうこれで決定的にジョージとローズは魅かれ合い。
っつーかそんな簡単にー？(汗)
結局ローズはアレックスの元を去ってしまうのですよ。
傷心アレーックス！！(涙)　走り去る後姿が哀愁漂うー。
そしてアレックスは軍隊へ…。

軍隊から戻ったアレックスはジョージのアパートでローズに
出くわしちゃうわけですが、このシーンも好きだな～。
アレックスのやるせない表情がものすごーくよいです。
「追い返すのか！」
って言うアレックスの目が、うー切ないっ！上手いっ！！
石丸さんって心情を顔に表すのが上手い！と今更ながら思ったよ。

暗転。
ん？なんか暗闇で目の前にぼんやりと影が…。
照明ついたと思ったら、わぁ！目の前にアレックスさんが！！
ジョージとローズが結婚して子供ができたという手紙を受け取ったようです。
にしてもち、近い…。やっぱアスペクツは両端の席もオススメー！
石丸アレックス、肌ツヤツヤすべすべですよー？！

２幕、ようやっとこ紗乃ジェニー登場。
今日もかわいいです。肌とか真っ白。
前回観た時はナゼにそんなことを…？（困惑）と思った、上着の袖に足突っ込む行動。
その後裏返した上着（リバーシブル？！）をアレックスに着せるので、
きっとスムーズに裏返せるようにするための工夫なのね…。
いや、見た目かなり無理あるんですけども。
そういや近くにいたおじさんが紗乃さんファンなのか、
出てきた瞬間拍手しそうになってたよ…。
その後もかなり注目してたっぽいし、親戚とかですか？！

ジェニーも文字通り一瞬で成長し、アレックスに魅かれていきます。
あぁアレックスも年取っちゃった…。１７歳の時が一番好きです…。
アレックスの方も危うくジェニーに手を出しそうに…！
ある意味今回座った下手席で一番の注目シーン！(笑)
あわわ、葛藤しまくりのアレックスさん。
ほーっ、なんとか理性を取り戻したようで。
しかし上手ではジョージが倒れてるよー！(汗)
あっけなくジョージは逝ってしまうわけです。

そこから相当な見せ場かも！？
注目の葬式ダンスシーンです。何気にけっこう好き(笑)
最初観た時はあっけに取られたけど、脇目も振らず踊るダンサーさんが
かっこいいんだよね。石丸さんもがんばって踊ってるし！

見せ場に続いては、一番の聴かせドコロですよ！
保坂ローズの『Anything But Lonely』。
し、沁みる…(涙)　ホント泣けます。まさに迫真の演技、歌唱力。
この曲、というかこの知寿さんの歌が最後にあるからこそ、
それまでのローズの自由奔放さも共感ものになる（多少は）んだと。
今思い出したけど、オフステの時知寿さんが話してたこと。
「初演では、観ている人に共感とか持ってもらえるようになんとか行動に
　理屈をつけないと、なんて思って考えてしまった時があったけれど、
　再演になってそれは無理だと分かりました(笑)
　ローズのように勢いで行動することってあると思うんです。
　でもローズはその分自分も傷ついているし、勇気があると思います。」
というようなことを仰っていましたが、うん、そうかも。と思ったり。

あまりにも突然に思えた結末も、今回はまぁそれはそれでアリ？って感じでした。
大平ジュリエッタだったからかな？
大鳥ジュリエッタより個人的に好感が持てたというかなんというか。

まぁそんなこんなで、いろいろと堪能できた観劇でしたわ。

キャスト詳細です（敬称略）。

ローズ・ビベール　　　　　　　保坂知寿　　　　　マルセル・リチャード　　　寺田真実
アレックス・ディリンガム　　　石丸幹二　　　　　ジェニー・ディリンガム　　紗乃めぐみ
ジョージ・ディリンガム　　　　村俊英　　　　　　ヒューゴ　　　　　　　　　　鈴木聡
ジュリエッタ・トラパーニ　　　大平敦子　　　　　エリザベス　　　　　　　　武木綿子

男性アンサンブル　　　　　　菊池正／浜名正義／横山清崇／石井雅登／
　　　　　　　　　　　　　　　　　内田孝志／岸佳宏／滝沢行則
女性アンサンブル　　　　　　井上あゆみ／竹原久美子／田村圭／佐藤恵里子／
　　　　　　　　　　　　　　　　　鶴岡由佳子／阿賀佐一恵／小粥真由美

2005-10-28 11:26 nice!(0) コメント(4) トラックバック(1)