２月８日 クレイジー・フォー・ユー（京都） その３

もう１週間経っちゃったのか…。
田邊ボビーを見られる機会も何度もないと思い、
覚えているうちになんでも書いちゃえー！というノリで
書きなぐってしまいましたが(汗)、これで終わりです。

そういえば、バレンタインが近かったということで
劇場でカード頂きました。


■The Real American Folk Song
サム、ミンゴ、ムースのハモリは役者さんが違うと
響きが違って、毎回別の曲みたいに聴こえるなー。
畠山ミンゴと腕組んでる花代ポリーが楽しそうで可愛かった！
吉谷ザングラー登場後、有永テスに武藤ワイアットが
「かわいこちゃん、一杯どーお？」というセリフが妙にこなれてて
笑えました。武藤さん、言い慣れてませんか…？(笑)
有永テスは東京公演の時よりコメディ色が強くなった気がしました。
演技がオーバーになったというか。あ、もちろん悪い意味ではなく！
あと、銃撃戦の後、パッツィーに「かっこよかったー」と言われた
武藤ワイアットが「ありがとぉー！！」と答えるところも
なんだか言い方がツボでした(笑)
ボビーがポリーに結婚してほしいと言うシーンとか、
こういう真剣なセリフを聞くとなんだか鹿鳴館を思い出します。
役柄としては全く正反対ではあるけど、ストプレやったのは
大きいんだろうなーと思ったり。
階段落ちはドタバタバター！というよりは滑るような感じ？
「セーフ…」もけっこう笑い起きてました。
手摺りにしがみついて右足出したり引っ込めたり。
また吉谷ザングラーはコミカルな演技うまくて、
グラスでビリーの動きをなぞるところ面白かったなー。

■What Causes That?
吉谷ザングラーと田邊偽ザングラーのナンバー。
冒頭の「ポリーポリーポリー！」の情けな声、よかったです(笑)
おおお、すごく揃ってるー！
椅子を頭に乗っけて踊るところは田邊さん真顔だったんで、
あそこは個人的にはアホっぽくニヤけてほしいです(笑)
最後に寝そべってテーブルの上のグラスを取る時に
ちょっと時間が大変そうでドキドキしたけど何事もなく。ほっ。
朝になってボビーがザングラーだったということが分かっちゃうシーン。
田邊ボビーのヒゲ取る時の「ヤバイ～」の言い方も笑えました！
そして中山ピートのびっくり顔も相当なものでしたよ…(笑)
吉谷ザングラーの「じゃあワシは誰なんじゃ～」も爆笑。
じっちゃ、間の取り方うまいよー！！

■Naughty Baby
このナンバーの前に２Fの扉の前で、ボビーがアイリーンに
「ポリーを愛してる」というようなことを言うシーンで、
確かアイリーンに謝るセリフはなかったかと思うんだけど、
田邊ボビーが「ごっ…」と言いかけてたような。
「ごめん」のご？(笑)
増本アイリーンのヅラキャッチは取り損ねちゃったんだけど、
下にいた中山ピートが上に投げ返してて、それはちゃんとキャッチ！
ピートも毎回ドキドキするんだろうなぁ…。
増本アイリーンすごく綺麗だよねー。
前半はちょっとツンケンした印象だったんだけど、
このナンバーは歌も安定してるし、テーブルの上でターンする時とか
身のこなしが軽くて素敵でした。回数こなしたら更によくなるんだろうな～。
牧野さんハマってるよね、ランク役！
アイリーンに手袋でひっぱたかれる時とか、すごい音してて
ちょっと痛そうだったけど(笑)

■Stiff Upper Lip
花代ポリーが何度か田邊ボビーの顔にパンチしてて、その度に
イテテ、なんだよー！って顔してるのがかわいかったです。
このナンバーの二人は痴話喧嘩っぽくてかわいいよね。
ぷーっと膨れ顔してみたり。
ボビーがポリーのスカート頭に巻きつけちゃうところ
好きなんだけど、ここも席的に見えなかった…（しょぼん）。
武見ユージーンと西内パトリシアが揃って踊るのを
一生懸命見て真似してる感じでした、田邊ボビー。
最後の旗を受け取るところもきっちり成功！

■They Can't Take That Away From Me
このナンバーも切なくて好きだー。
田邊ボビーの「すごく楽しかった」はホント感情こもってて嬉しそうだし、
「ここにいてもしょうがない…」は、半ば諦めているような、
でもなげやりな感じではなく、爽やかでもあり。絶妙な言い方でしたよー。
ボビーが去る前に一度振り返るんだけど、同時にポリーが
悲しい顔を見られたくなくて背を向けちゃうところ、泣けるよね…。
But Not For Meは、花代ポリー泣いてました…くうっ！

■Nice Work If You Can Get It
かなり切ない顔の田邊ボビー。
でも途中、ポリーがいるように見立てて踊るところあたりから
楽しかったことを思い出したように笑顔になるのがとっても素敵でした。
あとどこだったか、歌で息が上がっちゃったところがあってどきっとしました。
ホント一瞬ですぐ持ち直してたけど、ずっと出ずっぱりでハードだもんなぁ…。
女の子たちがはけていく最後に、柴田さんが「やればできるでしょ…」と
ボビーを励ますように指差していくところも好きです。
そしてその後からのボビーのダンスがもう大好きすぎ！！(笑)
コートの男に持ち上げられるところは、ぴょーんとやたら高い位置で
止まっていた気が…やっぱり軽いんですかね？！(笑)
帽子をすーっとなでる仕草もかっこいいー！！
踊る田邊さんをここまでおなかいっぱい堪能できる演目も
なかなかないのでは。
最後、ザングラー劇場の陰に消えていく直前、
席的に田邊さんの後姿を見るかたちだったんですが、
わーっと込み上げてくるものが。半泣きでした…（怪しすぎ）。
あの背中が忘れられないー。
信託物件証書、飛んでこないかな？！とちょっと期待したですよ…。
終わってから落ちてないか、さり気なく（だったかはナゾですが）
探してみたけど、なかったです…(笑)

■Finale
「この日が来るのを信じてたよ…！」は田邊ボビーの言い方が一番好きかも。
そりゃもうぐっときましたよ！感情こもってて熱い感じでした。
カテコはみんなにっこにこ。私の周りはけっこうスタンディング多かったです。
３、４回くらい出てきてくれたかな？
最後、花代ポリーが田邊ボビーの肩に頭をもたれて
舞台奥に歩いていくのが、仲良さそうで可愛かったです。

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■2007/2/8 マチネ キャスト（敬称略）

ボビー・チャイルド	田邊真也	ムース	石路	パッツィー	池末絵己子
ポリー・ベーカー	木村花代	サム	道口瑞之	シーラ	村上智
ランク・ホーキンス	牧野公昭	ミンゴ	畠山典之	ミッツィー	柴田桃子
アイリーン・ロス	増本藍	ビリー	関与志雄	スージー	伊東恵
ベラ・ザングラー	吉谷昭雄	パーキンス／カスタス	熊谷崇	ルイーズ	恒川愛
エベレット・ベーカー	松下武史	ジュニア	川東優希	ベッツィー	市川友貴
ボビーの母	斉藤昭子	ピート	中山大豪	マギー	小川飛鳥
テス	有永美奈子	ジミー	滝沢行則	ベラ	中嶋美音
ユージーン・フォーダー	武見龍磨	ワイアット	武藤寛	エレイン	須田綾乃
パトリシア・フォーダー	西内いず美	ハリー	村中弘和

コメント 4

堪能されたようで、羨ましいです。過去に何回も観ている作品なので、レポを読みながら、いろんなことを思い出しました。
絶対、私も観にいきます。
結局「マンマ」を観に行けなかったし・・・
by ともち (2007-02-17 11:37) 

＞ともちさん
私もとっても好きな演目なのですが、今回は田邊ボビーということで
また新鮮な見方ができて楽しかったです♪
京都まで行くならマンマも…と、チラリと思ったのですが、
チケットは売り切れだし時間的にも厳しくてムリでした…。
by shiki (2007-02-18 18:32) 

私も田邊さんのキャスティングにいてもたってもいられず、京都遠征しました。もう田邊さんを追うのに夢中でこんなすごいレポなんてぜんぜんかけませんが・・・。
で、また来月予約してしまいました。田邊さんが続投してくれることを祈るばかりです。
それにしても、1500回の記念日でも余裕で席が取れるって、東京じゃありえないですね。。。
by ちょっこ (2007-02-18 18:53) 

＞ちょっこさん
コメントありがとうございます♪
ちょっこさんも遠征されたのですね～！同士です(笑)
そして来月も…ステキですっ！！田邊さん続投をお祈りしております（なむなむ）。

ホント空席かなりありますよね…(汗)
京都近くに住んでいたらものすごい勢いで通うのにー！と
ちょっと悔しいです(笑)　３月中にまた行けたらいいなぁ…。
by shiki (2007-02-18 19:03)