SSブログ

田邊真也さん、ラジオ出演。 [田邊真也さん]

ほんっと今更って感じなんですが。それは4月24日のこと…。
田邊さんがラジオ文化放送の『ラジオパンチ!』にご出演~ということで、
前日に悪戦苦闘の末、やっとこ録音タイマーかけたですよ(説明書は行方不明)。
電波悪くてなかなか音を拾ってくれず、アンテナの角度を定めるのに30分くらい格闘。
そして当日帰ってきて早速聞いてみました。


がーん!!
途中で途切れてるしー!(がっくし)
ていうか最初(田邊さん登場前)の方は調子よかったのに、
なぜか田邊さんが話してる途中でぶっつんと無音に。コラーッ!!(怒)
数十秒後に回復したかと思えば今度は他の周波数も拾ってしまい、
同時二ヶ国語放送みたいになってたよ…。
それでもスピーカーに耳をくっつけて頑張って聞き取る。(←この図、悲しすぎる)
要点まとめるなんてこともせずひたすら打ったので
以下、もうウザッ!てくらい長いです(汗)



まずはアナウンサーの方がユタのあらすじを紹介。
進行役は寺島尚正さん(以下、)、コメンテーターに白石真澄さん(以下、)。

■ 田邊さん登場~♪ユタについて語る。
寺:スタジオには主役のユタを演じている田邊真也さんにお越し頂きました。
  こんにちは、よろしくお願い致します。
田:よろしくお願い致します。
寺:白石さん…舞台にいた人なんですよ?!
白:ねぇ、嬉しいわぁ♪
寺:先程拝見して、あぁ、勇太だ!と思って!(笑)
  勇太、本当はもっとメイクされていますけども、わかりますよね。
  えぇ……がんばれって言いたくなるような。何を頑張れって感じですけども(笑)
えーと、やっぱりもやしっ子ユタってことでしょうか。

寺:早速ですが田邊さん、ユタ役を演じるに当たって、浅利慶太さんから
  この作品を上演する意味についてお話があったそうですが。
田:はい。まずは、僕ら稽古をする時には必ず読み合わせというものを
  稽古始めにやるんですが、机に座って台本を持ってやるんですけれども、
  その時に、今だから僕たちはこれをやらなきゃいけないんだという自覚を持ってくれと。
  これは今まで何回も、何度もやってきた作品なんですけれども、今回はいじめる側の
  心の闇に迫るっていうテーマをみんなしっかり胸に刻んでおいてくれと。
  そのためには見せる芝居をするなと、全部リアルに演じてくれと。
  だから、最初にすごいイジメのシーンがあるんですけれども、あそこもいじめる側が
  ギラギラした感じが足りなかったらこの作品は成り立たない、
  とにかくリアルに心の闇に迫る、このメッセージだけをいつも握っておいてくれ、
  ということを言われました。
寺:ユタがいじめられるところで私なんて泣いてしまったわけなんですよ。
  もちろんミュージカルだからとっても美しいんですよ、動きとか。

寺:田邊さんからみてこの作品の見所っていうのは?
田:あの…メッセージとしてはやっぱり命は大切なんだっていうところなんですけれども、
  それを押し付けがましくこう、やるわけではなく、もちろんテーマなんですが、
  終わった後にすーっと、気付いたらそういうのがみんなのこころに残っている、
  あったーかい気持ちが残るというのが、この作品の全体を通しての見所かな、と。

寺:冒頭に地元の子どもたちにいじめられてしまうシーンがありますが、
  400人の子どもが招待されて劇場に来てまして、一部の子どもなんですが、
  私が泣いているときに笑ったんですよね…。
田:はい。
寺:とてもびっくりしましてね。
田:そうですね…。
寺:子どもは、あまりにも美しい動きですからね、いじめられているのが理解できなかったのか、
  それともお笑いの人たちなんかがいじられるっていうような面白いものなんだと勘違いしたのか。
  とっても微妙な心境になったんですが…。
  演じられている方としてはどういうふうに捉えられましたか。
田:あのー、何年か前から僕はやらせていただいているんですけれども、
  以前はそういうことはあまりなかったんですよね。
  で、今回初めて笑いがおきたっていうのは、その…なんでだろうって気持ちよりも
  恐ろしい、今どうなっているんだろうっていう。
  誇張して踊り仕立てにしているわけではなく、ちゃんとこう…本当にいじめているんですよね。
  カバンでひきずられたり蹴られたり倒されたりっていう。
  そこで、どのシーンで笑っているんだろうっていうのが未だに僕らには…

ぶちっ!(シーン)
えぇっ、ウソー!!
ここで電波が途絶えたようです…(呆然)。
話的に、ものすっごい気になるところじゃないっすか?!
そして数十秒後に回復するも、もう二ヶ国語放送…。


田:一緒に歌ってくれたりするんですよ。
寺:そうなんですよね、元気に歌うんですよねぇ。
最後の「ともだちはいいもんだ」の話かな…。


■ 南部弁の稽古。
白:わじゃわじゃあげろじゃががい、俺だ俺だ開けてくれお母さん、っていうこの津軽弁が
  すごく耳に心地よく響いてくるんですけど、覚えられる上でのご苦労はありました?
白石さん、「わじゃわじゃ」って言ってた気がするよ…?
田:実際ユタはそんなにしゃべらないんです。他の共演者はみんな南部弁で、
  そこ出身の役者がいるんですけれども、徹底的に朝から晩まで一言一言チェックをいれて、
  稽古の最初の一ヵ月、3週間くらいはもう津軽弁の稽古です。
  僕たちの目標は、その国に行って公演をしても、お客さんたちが何の疑いもなく
  その南部弁を聞いて、この人たちはみんな故郷の人だ思われる、そこまで追求しようと。
  結構みんなやってます。はい。


■ ユタからお客さんへのメッセージ。
寺:ミュージカルの中で「生きているって素晴らしい」、「友だちはいいもんだ」、
  
こういった本当に心温まる曲が流れているんですけども、
  ユタを通じてどんなメッセージを送られているんでしょうか。
田:僕はあの、最初に申し上げました、命は軽視しちゃいけないってことなんですけども、
  お子さんたちだけでなく、大人の方にも心の洗濯をしに来てください、と。
  この演劇を観て頂ければ、きっと清らかな気持ちになって…
  心の洗濯に、何も考えずにいらしてください。
  そうしたら透明になってお帰りになれるのは…お約束できます!
なんて爽やかなんだ…。
最後の「お約束できます!」の断言にぐっときます(笑)



■ いじめについて。
寺:ご自身は過去にいじめにあったりとか、誰かをいじめてしまったという経験はありますか。
田:僕は高校を卒業して、すぐ海外の大学に行きまして。
  その時にいじめられましたね…。言葉が全然しゃべれないし、
  あちらもコミュニケーションを取ろうとしているのは分かるんですけども、
  僕がイエスとノーしか言えないもんだから、だんだん離れていくんですよね。
  最初のうちはもう本当に日本に帰りたくて。
  踊りをやっていくうちにこの人はいい人たちだ!と。そこからは英語も上達したし、
  生活が楽しくなりました。
寺:やっぱり友達ができるきっかけっていうのは大事ですねぇ…。

このへん雑音がひどくてわかりません…。
今のいじめについて話しているような…。


■ 体力づくりナンバー。
寺:芝居では特訓されて、拳法の仕草みたいなのもあって、
  そこでふと気付くと田邊さんが演じるユタが一回り大きくなった感じがしたんですよね。
田:自分でもやっぱり体力づくりのナンバーが終わって次になると背筋が伸びるんですよね。
  このナンバーが終わると視野が開けますね。はい。
寺:まさにココロから演じているっていうことなんですねぇ…。


■ メール・ファックスの質問に答える。
Q.ミュージカルとオペラの違いは?
田:非常に難しい質問ですね…。
  僕は難しいことは分からないので…とっつきやすいということでしょうか。
  僕自身もオペラは垣根がある感じなんですが、ミュージカルっていうのは
  もっと気軽に見て頂いてハッピーになって頂けると。
  そういう違いというふうに僕は捉えています!

このあたりも雑音がー!
質問というか、友達に関するエピソードのお便りっぽい。



■ 劇団四季の稽古は…。
寺:劇団四季は稽古というか…大変でしょう?
田:そうですねぇ…稽古はホントにイヤっすね…。
寺:いや?!いやですかー!!(笑)
田:
大っ変なんですよ…。
  穏やかに終わることはまずないですね…。はい。
ほ、本音出ちゃったよー!!寺島さんもびっくり(笑)
「大変」の言い方に実感こもりすぎです。

寺:じゃあそんな罵声を浴びせられた夜は枕が濡れるとかいうこともあるんですか?
田:実際ありますねぇ。寝れない…枕が濡れるというか、もう寝れない。悔しくて。
  そんな日が続きますねー。
白:そのエネルギーがいいお芝居になるんでしょうね。


■ 役の切り替え。
寺:いろんな役を田邊さんは演じてらっしゃいますよね。
田:はい。
寺:今でも稽古の最中ってのはあるんですか?
田:そうですね、はい。いろいろ…あの、休みなくやらせてもらっています。
寺:切り替えってのは難しいでしょう。
  だってセリフも頭の中に入ってなきゃいけないわけですもんね?
田:自分でどうやっているのか…ちょっと分からないんですけども(笑)
そ、そういうもんなのか!
しっかし四季の役者さんは、オマエは来週からこの役だ!と突然言われて
できちゃうところがホントすごいよねぇ…。
セリフとか振付とか、体で覚えてて自然に出てくるって感じなんでしょうか。



えー、とりあえずこんな感じで終わりました。
ホント終始落ち着いた穏やかな語りで、しっかりした方なんだなぁと思ったですよ(笑)
後半はどこぞの英語局の音の方がメインで、
むしろユタ話の方が雑音なんじゃないかっつーほど
聞こえにくかったので(涙)、間違っていたらスミマセン!

 


nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

nice! 1

コメント 2

usaco

待ってました~!
って大変な録音状態でもここまで聞き取るとは!すばらしい~
かなり真剣に読んでしまったよ。
文章からも田邊さんの人柄がうかがえて、ラジオを聞いた気分。
ほんとに誠実な人なんだね~

そして、聞きにくい中のレポお疲れさまです(笑)
by usaco (2007-05-14 09:52) 

shiki

>matsuさん
こんな超長文を読んでくださり、嬉しいです…ありがとうだよ…(涙)
なんかね、話し方がすごく穏やかでステキだったよ!
ところどころ、久雄を思い出しました(笑)
しかし欲を言えばもっとクリアな音声で保存しておきかった…うう。
by shiki (2007-05-14 22:30) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。